2020年4月から、三菱UFJ銀行に新しいルールができました。
「多額硬貨取扱手数料」という名前のこのルールでは、たくさんの硬貨を預けたり、振り込んだりするときに手数料がかかるんです。
小銭をためている人は、ちょっと気をつけてくださいね。
- 入金できる硬貨の枚数や
- 取扱い時間
- ATMを使った入金のコツ
など、事前にしっかりチェックしておくといいですよ。
大量硬貨取扱手数料って何だろう?
2019年10月に消費税が上がったことで、銀行の手数料も色々変わりました。
特にATMを使った振り込みや時間外取引の手数料が上がって、ちょっと使いづらくなっちゃいましたね。
そして2020年の4月から、新しく「大量硬貨取扱手数料」というのが始まりました。
どんな取引が対象なの?
- 現金を入金する時
- 現金を振り込む時
たくさんの硬貨を窓口で預けたり振り込んだりすると、新しい手数料がかかるんです。
でも、ATMでの取引はこの手数料の対象外ですから、そっちを利用すると良いかもしれませんね。
手数料を払いたくない時は、銀行に行く前に硬貨の数をちゃんと確認しておくことが大事です。
枚数をきちんと数えて、必要以上に手数料がかからないように注意しましょう。
金額だけじゃなく、硬貨の枚数にも気をつけないと、予想外の手数料がかかってしまうことがありますからね。
硬貨の入金時に発生する手数料の基準
三菱UFJ銀行では、窓口での硬貨の入金に関しては、100枚まで無料で処理できます。
しかし、101枚を超えると手数料が発生します。
この規定は、現金入金および現金振り込みに適用されますが、ATMでの取引には適用されません。
また、紙幣に関しては手数料が発生しないため、大量の現金取引には便利です。
硬貨取扱手数料の詳細(税込み/件)
- 100枚まで:無料
- 101枚から500枚まで:550円
- 501枚から1,000枚まで:1,100円
- 1,001枚以上:1,650円
- その後、500枚ごとに550円追加
硬貨の枚数が多いほど手数料が高くなるため、取引前には枚数の確認が必要です。
硬貨取扱い時の注意点
- 取引を中止したり、金額を変更した場合も手数料が発生します。
- 手数料は、入金または振り込みする硬貨とは別に用意する必要があります。
取引を始めた後はキャンセルができないため、1枚でも多く硬貨を入れると手数料が発生する可能性があります。
ATMでの硬貨入金はいくつまで無料か?
大量の硬貨を持っていても、三菱UFJ銀行のATMでは硬貨入金が無料です。
手数料は発生しません。
ATMでの入金可能枚数
ATMでの入金は、硬貨は1回あたり最大100枚まで、紙幣は最大200枚までとされています。
一度に多くの硬貨を入金すると、機械の詰まりや故障の原因となる場合がありますので、少量ずつ分けて入金することが推奨されます。
ATMでの硬貨入金可能時間
硬貨の入金は、平日の8:45から18:00までの間に支店に併設されたATMで行うことができます。
一部の無人ATMでは硬貨の取扱いができないため、利用前に確認が必要です。
ATM硬貨入金時のその他の注意点
ATM利用は便利ですが、硬貨を入金する際には以下の点に注意が必要です。
- 硬貨以外の物が混じっていないか確認する
- 硬貨が汚れている、または曲がっていると入金できないことがある
クリップやゴムバンドなどの異物が混入していると、機械が停止し、修理に時間がかかる可能性があります。
入金前にはしっかりと確認を行いましょう。
100枚以上の小銭、どうやって入金する?
- 窓口でまとめて入金すると、手数料がかかっちゃいます。
- 窓口で日にちを分けて、毎日100枚ずつなら無料で入金できますよ。
- ATMを使って少しずつ入金する(1回につき100枚まで)も無料です。
ATMを使う場合は、硬貨は一度に100枚、紙幣は200枚まで入金できます。
硬貨は詰まりやすかったり、汚れや傷があると受け付けてくれないこともあるので、注意が必要ですね。
入金にはちょっと時間がかかるので、ATMが混んでいる時や機械の数が少ない時は、周りの状況を見ながらゆっくりと入金しましょう。
硬貨を入金できる時間は?
硬貨の入金は、平日の8:45から18:00までです。
でも、無人のATMだと硬貨を扱っていないこともあるので、使う前に確認すると安心です。
まとめ
三菱UFJ銀行での小銭入金は、100枚までは無料ですが、101枚からは手数料が発生します。
ATMを使った硬貨の入金も、一回あたり最大100枚までなら無料。
利用できる時間は平日の8:45から18:00までです。
無駄な手数料を払わずに上手にお金を預けたいですよね。
入金の方法をちょっと工夫するといいかもしれません。
そして、最近は現金をあまり使わないことも多いから、小銭をためすぎないようにするのも一つの手です。