最近、+1(200)や+1(700)から始まる国際電話番号にご注意くださいね。
SNSでは、これらの番号から「国境管理局を名乗る詐欺電話だ」という報告が増えています。
これらの電話には特に気をつけて、国際的な詐欺に巻き込まれないようにしましょう。
もし知らない番号からの着信があれば、安易に応答せず、確認を怠らないことが大切ですよ。
国際電話の+1(200)と+1(700)、詐欺に注意
「+1(200)」や「+1(700)」といったプリフィックスを持つ国際電話番号からの不審な着信が増えているそうです。
これらの電話は、特に中国語の自動音声で、「入国管理局からの重要な連絡」と伝える内容が多いみたいですよ。
これらの電話には応答せず、すぐに切るのが安全です。
間違って応答してしまっても、どんなボタンも押さないでくださいね。
行政機関をかたる不審な電話の対策
最近、入国管理局やNTT、ドコモ、日本郵便を装った電話詐欺が増えています。
これらはよく「+」から始まる番号を使っていて、見知らぬ番号からの着信には注意が必要です。
入管を名乗る不審な電話、文書にご注意ください（日本語）
今般、出入国在留管理庁や地方出入国在留管理局などの職員を名乗る不審な電話に関する相談が多数寄せられています。
出入国在留管理庁及びその地方官署の職員が、電話で金銭を要求することは一切ありませんので、ご注意下さい。引用元：出入国在留管理庁
こちらのホームページには、
- これまでに相談が寄せられた電話の例
- これまでに相談が寄せられた文書の例
が記載されているので、一度目を通しておくとより安心です。
また、入管を名乗る不審な文書が届いた場合は、同文書に記載されている送付元の地方出入国在留管理官署の部署が実在するものか当庁ＨＰにて確認し、必要に応じて当該官署（部署）に対し照会事実の有無をお問合せ願います。
日本の番号である「+81」から始まる場合でも、先に「+81」を「0」に変えて、知り合いかどうか確認してから応答すると良いでしょう。
見覚えのない番号の場合は応答を控えましょう。
+1プリフィックスの番号の背後にある事情
「+1(200)」や「+1(700)」といった番号は、基本的には北米（アメリカ、カナダ、カリブ海諸国の一部）が使用地域です。
しかし、200や700のエリアコードは一般的ではなく、特に700は内部的に利用される特殊なものです。
これらの番号が使われる場合、実際には他の地域からの偽装発信の可能性があるため、注意が必要です。
iPhoneで知らない番号の着信をミュートに設定する方法
iPhoneをお使いの方は、次の手順で知らない番号からの着信をミュートに設定できますよ。
この機能は、発信元が分からない電話をスマートに管理するのに便利です。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「電話」を選んでください。
- 「不明な発信者を消音」をタップします。
- スイッチをオンにして、この機能を有効にします。
この設定をオンにすると、登録されていない番号からの着信は直接留守番電話に転送され、着信音は鳴らないので、びっくりすることもありません。
まとめ
「+1(200)」や「+1(700)」で始まる電話番号は通常、北米が使用地域ですが、詐欺の可能性もありますので注意が必要です。
特に、入国管理局を装った詐欺が報告されており、自動音声を使った連絡が多いです。
これらの番号からの着信があった場合、すぐに応答せずに詳細を確認することが大切です。
詐欺師は個人情報を盗むためにこの方法をよく使いますから、見知らぬ国際電話には特に警戒が必要です。
また、入国手続きに関する正式な連絡は、通常文書で行われることを覚えておきましょう。
